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「来年にいいものを繋げていきたい」ロッテ育成・茶谷健太

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ロッテの茶谷健太【撮影日=2019年3月20日】
 「自分は三桁ということなので、まずは支配下にあがらないといけない。まずはそこを目指して必死にやっています」。

 開幕直後に、このように話していたロッテの育成・茶谷健太。今季は19人の育成選手が背番号2桁を勝ち取ったが、茶谷は支配下選手登録期限締め切りとなる7月31日までに支配下選手になることができなかった。

 ソフトバンクを自由契約となり、今季からロッテの育成選手としてプレーする茶谷。今季を迎えるにあたって、「バテやすい」との理由で体重を約10キロアップの94キロにした。「(体重を)増やすことに関して動けなかったら意味がない。ただ10キロ増えても動けている。動けるんだったら重い方がいい」と体重を増やした経緯を説明した。

 体重が増えたことで「打球の質、飛ばす力、全てですね」と好感触を掴む。6月は20日の西武戦で4安打を放つなど、19試合に出場して、月間打率.311、2本塁打、7打点をマーク。

 守備でも「出してもらえるのであれば、育成という立場なのでどこでも出たいです」と、本職のショートだけでなく、ファースト、ライトなど様々なポジションでも出場している。

 「楽しくできたのでよかった。成績とか全く関係ないので、楽しくやろうということだけ考えてやった」と、7月11日に行われた『プロ野球フレッシュオールスターゲーム2019』にも出場した。

 前半戦は打率.282、4本塁打、29打点の成績を残し、フレッシュオールスターにも出場したが、茶谷本人は「0点です」と厳しい自己評価。

 その理由について茶谷が「枠が決まって、結果が残っていないところです」と話したように、オールスター終了直後の7月14日に球団はレオネス・マーティン外野手の獲得を発表。この時点で支配下登録の枠数が70人となり、シーズン中の支配下登録選手になることが叶わなくなった。

 それでも、茶谷は腐ることなく二軍で結果を残し続けている。7月31日の巨人との二軍戦でサヨナラ2点適時二塁打を放てば、8月3日の楽天との二軍戦でも1点を追う9回二死一、二塁の場面で、左中間を破るサヨナラ2点適時打。ここまで打率.282、39打点はいずれもイースタン・リーグ4位の成績を残す。

 「二軍でしっかりできることをやって、来年にいいものを繋げていきたい」。変わらずファームで結果を残し続けていけば、背番号2桁を勝ち取るチャンスが訪れるはずだ。今後も1日1日を大事に過ごしていく。

▼ 茶谷健太
二軍成績:85試 率.282 本5 点39

※成績は2019年8月3日終了時点

取材・文=岩下雄太
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