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ロッテ育成・鎌田、7月は二軍で7登板で防御率0.00「徐々に感覚を掴んできた」

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ロッテの育成・鎌田光津希[撮影日=2019年2月8日]

春先に故障で離脱


 今季は19人の育成選手が支配下選手を勝ち取った。ロッテの育成・鎌田光津希は、支配下選手登録期限締め切りとなる7月31日までに背番号2桁とはならなかったが、日に日にその存在感を高めている。

 地元・千葉県出身の鎌田は、横芝敬愛高、敬愛大、四国IL・徳島を経て、育成ドラフト1位でロッテに入団。新入団会見で「強みは球威のあるストレート」と話したように、ストレートが魅力な投手だ。

 鎌田は2月26日にロッテ浦和球場で行われたゴールドジムとの二軍練習試合で、「ちゃんとした自分のポイント、タイミングで投げられるようにと意識して投げました。結果的に良かったと思います」と、1回を無失点に抑える上々の実戦デビューを飾った。

 その後も、練習試合に登板していたが故障で離脱。「早く投げたいなという気持ちはありました。怪我が再発しないようにしっかりとリハビリをやっていました」。

 リハビリを経て、6月1日の楽天との二軍戦で公式戦デビューを果たした。6月は20日の西武戦で1回を投げ3失点するなど、7試合に登板、5回を投げて自責点は6、防御率10.80という成績だった。

7月は失点なし


 7月は、5日の楽天戦で2-1の9回からマウンドに上がり、1イニングを三者凡退に抑えプロ初セーブをマークすると、この試合から5試合連続でヒットを1本も許さないピッチング。

 7月は7試合に登板、7回を投げて、1セーブ、許した安打は28日の西武戦で打たれた2本のみ。与四死球もわずかに1つ。防御率は0.00と抜群の安定感を誇った。

 好投を続けた要因について鎌田は「試合をやっていくなかで、徐々に自分の感覚というか、そういうものを掴んできたからだと思います」と分析する。

 「鎌田は怪我で出遅れた。春先からちょっといけるかなと思っていたんですけど、怪我がいえて徐々にゲームに入って、今のポジションを自分で確立していけているところまできている」と小野晋吾二軍投手コーチが評価するように、ここ最近は勝ち試合の登板が増えている。

 勝っている試合展開で登板することについて鎌田は「(期待を)裏切らないように信頼を厚くして、成績を残していきたいです」と話す。

支配下登録ならずも


 7月31日までに支配下選手登録は叶わなかったが、「そこを目標に置いてやってきたんですけど、あんまりそういうことは考えず、今の自分の力を出すことを考えてやっていきたいと思います」と気持ちを切り替えている。

 現在、ロッテの二軍は2位・楽天に2ゲーム差をつけて首位に立つ。「投げる試合は常に、どんなにランナーを出しても絶対に0点に抑えて、チームが勝てればという試合をやっていきたいと思います」。背番号『121』は、今出せる力を出し来年に繋げていく。

▼ 鎌田光津希の7月二軍成績
7月5日vs楽天 1回 15球 安0 振1 四死0 自責0
7月6日vs楽天 1回 13球 安0 振2 四死0 自責0
7月9日vs日本ハム 1回 13球 安0 振0 四死0 自責0
7月17日vs西武 1回 18球 安0 振2 四死1 自責0
7月26日vs西武 1回 6球 安0 振1 四死0 自責0
7月28日vs西武 1回 18球 安2 振3 四死0 自責0
7月30日vs巨人 1回 10球 安0 振0 四死0 自責0

取材・文=岩下雄太
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