大会1日目に令和1号&令和初サヨナラ
令和最初の甲子園が6日(火)に開幕、大会初日は1回戦の3試合が開催され、八戸学院光星(青森)、神村学園(鹿児島)、高岡商(富山)が1回戦を突破した。
開幕戦は、甲子園の“常連”八戸学院光星と“初出場”の誉(愛知)が対戦。八戸学院光星が初回、二死満塁から6番・下山が左中間スタンドに“令和1号”となる満塁弾を放ち先手を奪うと、その後も今大会の注目選手のひとりである「1番・遊撃手」の武岡が2打席連続で適時打を放つなど、着実に加点。投げては、先発の後藤と2番手・山田の完封リレーで9-0と快勝した。
第2試合は、初回に相手のミスに乗じて3点を奪った神村学園が試合巧者ぶりを発揮し、3大会連続の初戦突破。神村学園の先発・田中瞬太朗は、9回131球2失点で、“令和初”の完投勝利を飾っている。
9回裏に石見智翠館が2点差を追いついて“令和初の延長戦”に突入した第3試合は、延長10回表に二死2,3塁から1番・森田朝陽のライトオーバーとなる適時三塁打で高岡商が2点を勝ち越し、その裏を3番手の松代賢が抑えて延長戦を制した。
第101回 高校野球選手権大会・1日目結果
【第1試合】
▼ 八戸光星(青森) 9 - 0 誉(愛知)
八|400 102 020|9
誉|000 000 000|0
<継投>
八:後藤(5回)、山田(4回)
誉:杉本(5回)、山口(4回)
<本塁打>
八:下山(1回満塁)
【第2試合】
▼ 佐賀北(佐賀) 2 - 7 神村学園(鹿児島)
佐|000 011 000|2
神|320 000 20X|7
<継投>
佐:川崎(8回)
神:田中瞬(9回)
【第3試合】
▼ 高岡商(富山) 6 - 4 石見智翠館(島根)
高|120 000 100 2|6
石|000 001 012 0|4
<継投>
高:荒井(8.1回)、堀(0.2回)、松代(1回)
石:迫広(6.2回)、佐藤(1.1回)、名田(2回)