◆ 「自身自身に責任があることは理解している」
MLB機構は6日(日本時間7日)、マリナーズのティム・ベッカム内野手を、薬物規定違反により80試合の出場停止処分にしたと発表した。
ベッカムは薬物検査で、運動能力を向上させる効果がある禁止薬物のスタノゾロールに陽性反応。これを受け、選手会を通じて声明文を発表。「信頼できる関係者から安全だと言われて受け取った」と説明する一方、「規定を尊重し、自身自身に責任があることは理解している」と謝罪した。
メジャー6年目のベッカムは、今季マリナーズに加入。ここまで88試合に出場し、打撃では打率.238、15本塁打、47打点をマークする一方、守備ではチームワーストの14失策を記録するなど安定感を欠いていた。