● DeNA 8 - 10 中日 ○
<19回戦・横浜>

 17安打10得点の猛攻を見せた中日が同一カード3連敗を阻止。敗れたDeNAと首位・巨人のゲーム差は「2」に広がった。

 中日は初回に幸先よく1点を先制するも、先発・笠原祥太郎が2回にDeNA打線に捕まる。2点を奪われ、なおも二死一二塁から2番・筒香嘉智に第22号3ランを被弾し、この回一挙5失点となりノックアウト。

 しかし、今日は打線が奮起する。3回に2点を返すと、DeNAの先発・今永が降板した直後の6回に猛攻を見せる。DeNAの2番手・武藤祐太から1番・平田良介がタイムリーを放ち1点差。その後二死満塁となり、5番・阿部寿樹が3番手・藤岡好明から押し出し四球を奪って同点。さらに6番・福田永将がライトスタンドに満塁弾を放ち、4点のリードを奪った。

 6回に一挙6得点の猛攻を見せた中日は7回にも、2番・大島洋平がこの日2本目となる適時打を放って10-5とリードを広げた。

 投手陣は、先発・笠原が2回で降板と誤算だったが、三ツ間、又吉、福、藤嶋とリリーフ陣がつないでいき、8回までの計6イニングを無得点に抑えた。最終回には岡田が筒香とソトに一発を浴びたが、代わったロドリゲスが後続を断ち10-8で試合終了。3番手・又吉克樹が今季2勝目を挙げた。

 DeNAは13安打8得点と打線が奮起するも、被安打17・失点10と投手陣が崩れ、3連勝とはならなかった。この結果、デーゲームに勝利した首位・巨人とのゲーム差は「2」に。

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