● メッツ 2 - 5 カブス ○
<現地時間8月27日 シティ・フィールド>
カブスのダルビッシュ有投手が27日(日本時間28日)、敵地でのメッツ戦に先発登板。8回1失点の快投で今季5勝目(6敗)を挙げ、日米通算2500奪三振にも到達した。カブスは投打が噛み合い逆転勝ち。連敗を3で止めた。
ダルビッシュは初回、テンポ良く9球で3者凡退。2回は先頭の4番・コンフォートに三塁打を許したが、バックの好守にも助けられ得点を許さなかった。3回もゼロを刻んだが、0-0の4回、先頭の3番・アロンソに先制となるソロ被弾。脅威の新人はこの一発で、球団のシーズン最多本塁打記録を42本に塗り替えた。
先制弾を浴びたものの、ダルビッシュは4回まで最少失点。すると直後の5回、カブスは8番・ラッセルの2ランで逆転すると、6回にも4番・バエスに2ランが飛び出し4-1とリードを広げた。
ダルビッシュは5回、先頭打者に6試合ぶりとなる四球を与えるも、後続を封じ勝利投手の権利をゲット。6回は6番・デービスからこの試合4つ目となる三振を奪い、日米通算2500奪三振に到達した。
7回以降も安定感は揺るがず、最後は2イニング連続3者凡退締め。8回104球、5安打7奪三振1四球1失点の快投で防御率を4.25とした。
カブスは8回、バエスのこの試合3打点目となる適時二塁打で5点目。最後は2番手右腕のキンツラーがメッツ打線の反撃を1点に抑え、逆転勝ちで連敗を3で止めた。