● 阪神 0 - 1 中日 ○
<21回戦・甲子園>
中日は2連勝。7回途中3安打無失点と好投した先発・小笠原が、今季初勝利(1敗)を挙げた。
小笠原は昨季終盤の左肘軟骨除去手術、春先の左肩痛で出遅れ、これが今季3度目の先発マウンド。左腕は初回、先頭の木浪に左前打を許すも、続く近本の投直を好処理。飛び出していた一走・木浪もアウトに仕留め、併殺でピンチの芽を摘んだ。
2回以降は安定した内容。終盤は阪神打線の拙攻にも助けられ、6回2/3、3安打1失点の好投で今季初勝利をつかんだ。救援陣も無失点リレー。1点リードの9回は岡田が9セーブ目(2勝2敗)をマークし、完封リレーで試合を締めた。
打線は3併殺を喫するなど拙攻を繰り返したが、6回に6番・阿部が6号ソロを左中間席へ。この一発が決勝点となった。
阪神は8月1日以来の甲子園開催ゲームも、今季12度目の完封負け。こちらも3併殺を喫するなど拙攻を繰り返し、7回1失点の先発・青柳は9敗目(6勝)を喫した。