禁止薬物の意図的な摂取を否定
NPBアンチ・ドーピング調査裁定委員会から6カ月間の出場停止処分(※2019年9月3日から2020年3月2日まで)を科された広島のサビエル・バティスタ選手が3日、球団を通じて声明を発表した。発表されたバティスタのコメントは以下のとおり。
▼ サビエル・バティスタ
今回禁止物質の陽性反応がありましたが、意図的に摂取していないことをお伝えしたいです。どうか皆様、私を信じてください。
私は禁止物質が自分の成績を上げる助けにはならないと考えているため、今までにステロイドや、成績を上げるために使用されるようなその他の薬品を使用したことは一度もありません。
これからの私にできる唯一のことは、今後選手としてプレイできるよう毎日一生懸命練習していくことだけです。
もしカープ球団に契約を継続してもらえるなら、カープの勝利に貢献し優勝できるよう、全てに対して100%の力で臨み、最善を尽くしたいです。
今後の契約は未定
また球団は、バティスタの「このような物質を摂取したことはない」との主張を受け、当時摂取していた2種類の海外製サプリメントの汚染の可能性を探ったが、1種のサプリメントからは汚染が確認されず、残る1種は検査から2カ月近く経過し、すでに消費されていたため検査に至らなかったことを報告。
今後に関しては、引き続き原因究明を行うとともに、選手のサプリメント等の摂取についての注意・対策を行っていくこと、バティスタとの契約については未定であることを発表している。