低迷期を支えたリリーバー、3年連続30セーブ
広島は6日、永川勝浩投手(38)の現役引退を発表した。
広島出身の永川は、新庄高、亜大を経て2002年ドラフト自由枠で広島に入団。1年目から即戦力として40試合に登板し、球団新人では最多となる25セーブを記録した。3年目の05年から5年連続50試合登板。07年からは3年連続で30セーブ以上をマークした。
10年以降は故障もあり登板数が減少。それでも、14年には再び52試合に登板するなど、長きに渡りブルペンを支えた。今季はここまで一軍登板なし。二軍では18試合に登板し、0勝3敗1セーブ、防御率6.19の成績だった。
一軍での通算成績は526試合登板で、38勝42敗、防御率3.47。165セーブは球団記録だ。広島は9月23日の中日戦で、永川の引退セレモニーを行うことも発表。カープ一筋17年の右腕が、本拠地でファンに別れを告げる。