○ ブリュワーズ 3x - 2 カブス ●
<現地時間9月7日 ミラー・パーク>
カブスのダルビッシュ有投手が7日(日本時間8日)、敵地でのブリュワーズ戦に先発登板。5回を3安打無失点に抑え勝利投手の権利を持って降板したが、チームはサヨナラ負けを喫し6勝目を逃した。
右前腕部の張りで1日(同2日)の先発予定を回避していたダルビッシュ。5勝目を挙げた8月27日(同28日)のメッツ戦から、これが中10日での登板となった。
初回、一死から安打と四球でピンチを招いたが、4番・テムズを空振り三振に仕留めたあと、続くギャメルは左飛。2回以降は4者連続三振をマークするなど、テンポ良くアウトを積み重ねた。
4回のピンチを凌ぎゼロを刻むと、直後の5回表、カブスは7番・ラッセルの9号ソロで先制。その裏、ダルビッシュは下位打線をキッチリ3人で片付け、勝利投手の権利をつかんだ。球数はまだ72球だったが、復帰戦ということもあり早めの降板。5回を投げ3安打無失点、7奪三振1四球の好投で防御率を4.12とした。
継投策に入ったカブスだったが、6回に2番手・ライアンが失点しダルビッシュの白星は消滅。再び1点を勝ち越した直後の8回裏にも4番手・フェルプスが同点ソロを浴び、2度のリードを守れず9回裏にサヨナラ負けを喫した。
この日は同地区首位・カージナルスが勝利したため、首位とのゲーム差は3.5に拡大。逆に連敗を喫した同地区3位・ブリュワーズとの差は3に縮まった。