● エンゼルス 3 - 4 インディアンス ○
<現地時間9月11日 エンゼル・スタジアム>
エンゼルスの大谷翔平選手が11日(日本時間12日)、本拠地でのインディアンス戦に「3番・指名打者」でスタメン出場。5回に痛烈な18号ソロを放ったが、チームは敗れ4連敗となった。
インディアンスの先発は、今季ここまで6勝4敗、防御率4.44のプルッコ。大谷は右腕に対し、初回の第1打席は空振り三振、2回の第2打席は二死一、二塁の好機で2球目のツーシームを捉えたが、惜しくも右直に倒れた。
1-4と3点を追う5回は、一死無走者でプルッコと3度目の対戦。2球目のスライダーを捉えると、打球は弾丸ライナーで右翼席へ着弾した。データ解析システム「スタットキャスト」によると、打球速度は114マイル(約183キロ)。この一撃で今季62打点目とし、メジャー移籍後のシーズン最多記録を更新した。
2点を追う7回の第4打席は、救援右腕・クリッパードの前に空振り三振。1点差の9回は一発出ればサヨナラの一死一塁だったが、ワンポイント左腕・ペレスの前に一ゴロに仕留められた。
この日の大谷は5打数1安打、1打点2三振の成績。打率は.286となった。エンゼルスはポストシーズン進出を目指すインディアンスに本拠地でスイープされ4連敗。借金は今季ワーストを更新する13に膨れ上がった。