○ ブルージェイズ 6x - 5 ヤンキース ●
<現地時間9月13日 ロジャーズ・センター>
ヤンキースの田中将大投手が13日(日本時間14日)、敵地でのブルージェイズ戦に先発登板。苦しみながらも勝利投手の権利を持って降板したが、リリーフが追いつかれ11勝目はお預けとなった。
初回は7球で3者凡退の好スタート。しかし2回、一死から5番・グリチェクに先制ソロを浴びた。4回は二死一塁から、6番・マグワイアに右中間フェンス直撃の適時二塁打を浴び2失点目。続くヘルナンデスには二塁への内野安打を許すと、これに悪送球が重なり3点目を失った。
それでも直後の5回表、4回まで無得点だった味方打線が奮起。4連打を含む打者一巡の猛攻で、一気に5-3と試合をひっくり返した。
打線の援護に応えたい田中だったが、その裏、先頭の1番・ビシェット、続くビジオに連打を浴び、あっさりと1点を失った。さらに二死三塁とピンチは続いたが、最後はグリチェクを三ゴロに仕留め1点リードを死守。5回88球、8安打6奪三振4失点で降板し、防御率は4.60となった。
6回から継投に入ったヤンキースだったが、7回に3番手のオッタビノがボークで失点。5-5の同点に追いつかれ田中の白星は消えた。
試合は延長12回の末、ブルージェイズがサヨナラ勝ち。ヤンキースの連勝は2で止まり、地区優勝へのマジックは「5」のまま。現在試合中の同地区2位・レイズが敗れれば、マジックは「4」に減る。