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ヤクルトの寺原と三輪が引退…まだまだいるぞ同学年の現役選手たち

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ソフトバンク・松田宣浩

30代半ばでの現役引退


 ヤクルトの寺原隼人と三輪正義が現役を引退を発表した。

 寺原は日南学園高校時代、2001年夏の甲子園で当時の甲子園最速となる154キロを記録。その名を全国に轟かせ、同年のドラフト会議では1巡目でダイエー(現・ソフトバンク)、中日、巨人、横浜(現・DeNA)の4球団から指名を受けた。

 当たりたりくじを引き当てたダイエーでは、1年目から一軍で6勝をマーク。その後は横浜、オリックス、再びソフトバンクと渡り歩いて、昨シーズンオフにソフトバンクを自由契約となり、今シーズンからはヤクルトでプレーしていたが、シーズン後半は状態があがらず、引退を決意したようだ。

 一方の三輪は、四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズから入団した内野手。小柄ながら、代走などで活躍してきたユーティリティープレーヤーだったが、今シーズンはここまで一軍での出番がなかった。そんな寺原と三輪は、入団の時期は違うものの今年度で36歳となる同学年でもある。

 30代の半ばとなり、現役で戦う選手も徐々に減ってきた感もあるが、そんな寺原や三輪と同学年(1983年4月2日〜1984年4月1日生まれ)で現役を続けている日本人には、どんな選手たちがいるのだろうか――。


松田宣浩、中村剛也らが世代を牽引


 野手では松田宣浩選手(ソフトバンク)と中村剛也選手(西武)、栗山巧選手(西武)が同世代で、今もなおチームの主力として活躍している。

 松田は離脱者が多かった今季のチームの中で1年を通して正三塁手として活躍。今季は、1500安打、1500試合出場、250本塁打、300二塁打を達成するなど、メモリアルな1年となっている。今シーズンもすでに29本塁打を放っており、通算では273本塁打。来シーズン中の300号も視野に入る。チームのムードメーカーとしても貴重な存在だ。

 西武の中村は、後半戦に入ってから調子を上げると、8月中旬から不振の山川穂高に代わり4番に入って打点を量産。得点圏打率もチームメイトの森に次ぐ「.365」と勝負強さを発揮し、現時点で120打点を記録している。打率と本塁打も打率.296(469-139)、29本塁打と好成績を残しており、3割30本塁打も射程圏内だ。

 また、強力西武打線を支えるもうひとりのベテランが栗山巧(西武)。8月末には石毛宏典氏の球団最多安打記録(1806本)を更新し、2000安打への期待も高まっている。中村が4番に入ってからは5番に入ることも多く、指揮官からの信頼も厚い両ベテランが、勝負どころを迎えたチームをけん引している。

 野手ではその他にも、今江年晶選手(楽天)、川島慶三選手(ソフトバンク)、井野卓選手(ヤクルト)、岡崎太一選手(阪神)らが同世代だ。


投手陣では金子弌大や近藤一樹ら


 投手陣に目を向けると、先発では今もなお金子弌大投手(日本ハム)が頑張っている。今シーズンから日本ハムへと移籍し、「ショートスターター」の戦略をとるチーム事情に合わせて、先発・中継ぎと両方の役割で登板し、先日のソフトバンク戦では移籍後最長の7回を投げて1失点。ここまで7勝7敗、防御率3.18とまずまずの投球を見せている。

 中継ぎでは、大竹寛(巨人)が29試合に登板し、3勝0敗8ホールドと新たな一面を見せた。現在は故障で離脱している近藤一樹(ヤクルト)も同世代だ。最優秀中継ぎ賞を獲得した昨シーズンに続き、今季も離脱するまで57試合に登板(3勝3敗18ホールド)するなど存在感を示した。

 その他には、青山浩二(楽天)、高橋聡文(阪神)、岩田稔(阪神)、MLBでは平野佳寿(ダイヤモンドバックス)といった面々が、今もなお現役で頑張っている。

 35~36歳という年齢からもわかるように、現役選手は少なくなってきた。また、確固たる主力として活躍している選手も数えるほど。そのなかでなお、現役を続行するベテランたちの奮闘に期待したい。

▼ 寺原・三輪と同学年の現役選手
※1983年4月2日〜84年4月1日生まれ
<野手>
・中村剛也(西武)
・栗山 巧(西武)
・松田宣浩(ソフトバンク)
・川島慶三(ソフトバンク)
・今江年晶(楽天)
・井野 卓(ヤクルト)
・三輪正義(ヤクルト)☆
・岡崎太一(阪神)

<投手>
・寺原隼人(ヤクルト)☆
・近藤一樹(ヤクルト)
・金子弌大(日本ハム)
・青山浩二(楽天)
・高橋聡文(阪神)
・岩田 稔(阪神)

☆=引退
※数字は2019年9月16日終了時点
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