オリックスの“エース”山岡泰輔投手が21日、京セラD大阪で行われたロッテに先発登板し、7回2/3を113球、被安打4、自責点1の好投を見せて、12勝目を挙げた。

 勝利を手にした山岡の勝率は「.750」と、パ・リーグではトップクラスの数字だが、最高勝率のタイトルは13勝以上した投手の中から選ばれることが“規定”となっており、タイトルを手にするには、残り7試合の中で、あと1勝しなければならない。

 試合後、オリックスの西村徳文監督は「素晴らしいピッチング。勝率もかかってるし、気持ちも入ってたんじゃないですか。タイトルがかかっていて、負けたらチャンスはないわけですから」と、この日の山岡の投球内容を評価。チームとしても8回二死の場面から“守護神”ディクソンを回跨ぎで投入するなど、山岡のタイトル獲得を全力でバックアップしていく構えだ。

 山岡は「前回の登板と同じで、野手にはめちゃくちゃ助けられた。勝率に関しては自分だけじゃ獲れないタイトル。野手、中継ぎの助けがあったてこそ獲れる」と、チームメイトに感謝しつつも、「全試合投げ切りたいので、きょうも前回と同じように最後まで投げ切れなくて悔しい」と完投出来なかった自身のピッチングを反省することも忘れなかった。

 しかし、「いままで借金だったので、貯金を作るという目標は達成できて嬉しい。なるべく(自軍の)野手が守りやすく、打ちやすいピッチングをして、貯金が出来るピッチャーになりたい」と、過去2シーズン(17年:8勝11敗、18年:7勝12敗)とは異なり、12勝4敗で「8」もの貯金を作れている事を素直に喜んでいた。

 今季最後の登板となる次回登板は、28日のソフトバンク戦(京セラD)。逆転優勝を目指しているソフトバンクの強力打線については「気にしない。あとはやるだけですよ」と語り、自身初のタイトル奪取に向けて気を引き締めていた。

文・写真=どら増田

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