● マリナーズ 0 - 3 アストロズ ○
<現地時間9月25日 Tモバイル・パーク>
マリナーズの菊池雄星投手が25日(日本時間26日)、本拠地でのアストロズ戦で今季最後の先発登板。強力打線を相手に6回2失点と力投したが、打線の援護なく11敗目(6勝)を喫した。
地区3連覇を決めているアストロズ戦の先発は今季4度目。過去3戦はいずれも敵地で登板し、0勝1敗、防御率6.43と苦しい投球を強いられてきた。この日も初回、先頭のスプリンガーに中前打を許すと、一死後、3番・ブレグマンに左翼線への適時二塁打を浴び先制を許した。さらに一死二塁から、4番・アルバレスにも左翼線への適時二塁打を浴び2失点目。後続は退けたものの苦しい立ち上がりとなった。
それでも、2回は下位打線をテンポ良く3者凡退で終えると、3回は二死から振り逃げでピンチを招くも無失点。4回以降も3イニング連続で得点圏に走者を背負ったが、要所を締め粘り強く援護を待った。
しかし、味方打線はアストロズ先発・グリンキーの前に9回途中までノーヒット。途中出場・ノラの中前打で今季3度目となる無安打無得点の屈辱は回避したが、最後まで得点は奪えず完封負けを喫した。
菊池は6回103球、6安打4奪三振2失点と力投するも、打線の援護なく11敗目。これが今季最終登板になる見込みで、1年目は32試合に先発し6勝11敗、防御率5.46。投球回は161回2/3で、規定の162回にあと1アウト届かなかった。