○ 楽天 7 － 1 西武 ●
＜25回戦・楽天生命パーク＞

　楽天の由規が26日、移籍後初登板を果たし、1回を無失点に抑えた。

　昨季ヤクルトを自由契約となった由規は、今季育成選手として楽天でプレー。7月下旬に支配下登録を掴むと、この日が移籍後初登板となった。6点リードの9回からマウンドにあがった由規は、先頭の代打・愛斗を135キロのスライダーで空振り三振、続く木村文紀は150キロのストレートで一ゴロ、最後は熊代聖人を147キロのストレートで空振り三振に斬って取った。

　TBCラジオ制作でニッポン放送でも放送された26日の『楽天－西武戦』で解説を務めた上岡良一氏は、先頭の愛斗のときに「2ボール2ストライクからクイックしながら投げたストレートは、由規が三振取りたい時の仕草なんですよ」と話し、「これでやっとイーグルスの一員になれたのかな。マウンドに立ったらこれだけ盛り上がるということを証明しましたよね」と語っていた。

（提供：TBC POWERFUL BASEBALL）