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巨人・阿部慎之助が現役引退…同期ドラフトには誰がいた?

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引退会見で笑顔を見せる巨人・阿部慎之助

長嶋政権を知る最後の巨人戦士


 巨人の阿部慎之助が25日に引退会見を行った。そして、『ありがとう慎之助』と銘打たれた27日の本拠地最終戦には「4番・捕手」として先発出場する見込み。東京ドームに詰めかけるであろう大観衆の声援に、2015年5月31日以来の先発マスクで応える。

 阿部は2000年のドラフト1巡目(逆指名)で巨人に入団。長嶋茂雄監督が関わった最後のドラフトで入団した選手だ。これで長嶋茂雄監督時代を知る現役選手はいなくなる。いわゆる「最後の長嶋戦士」だ。

 そんな阿部が指名された2000年のドラフト同期には、どのような選手がいたのだろうか。


 各球団2人まで逆指名が認められていたこのドラフト。7球団が1巡目指名に逆指名制度を利用していた。また、2巡目では阪神を除く11球団が同制度を利用。結果的に6球団が2枠を7球団が1枠で逆指名を利用したことになる。

 逆指名ではない純粋な1巡目指名には内海哲也(オリックス)、内川聖一(横浜)がいる。内海は祖父が巨人の選手だったこともあり、オリックスの指名を拒否。東京ガスへと入社し、2003年の自由獲得枠で巨人に入団している。

 1・2巡目指名で今もなお現役なのは、阿部を除くと内川ただひとりとなる。

【2000年ドラフト1巡目】
巨  人:阿部慎之助(中央大)※逆指名
中  日:中里篤史(春日部共栄高)
横  浜:内川聖一(大分工)
ヤクルト:平本学(立命館大)※逆指名
広  島:植松寿一(戸畑高)
阪  神:藤田太陽(川崎製鉄千葉)※逆指名
ダイエー:山村路直(九州共立大)※逆指名
西  武:大沼幸二(プリンスホテル)※逆指名
日本ハム:井場友和(富士重工業)※逆指名
オリックス:内海哲也(敦賀気比高校)※入団拒否
ロッテ :田中良平(加賀高)
近  鉄:山本省吾(慶応大)※逆指名


残る同期入団組は3選手


 3巡目以下の選手では3人が今シーズンもプロ野球選手として現役でプレーしていた。阿部と同様に今季限りで現役を引退する畠山和洋(ヤクルト5巡目/専大北上高)、今シーズンから巨人でプレーしている中島裕之<現・宏之>(西武5巡目/伊丹北高)、現在はオリックスに所属している山崎勝己(ダイエー4巡目/報徳学園高)の3人だ。

 前述した3選手は、いずれも高卒での入団で、年齢的には阿部の4歳下にあたる。ちなみに、同学年で今季も現役だったのは中日の山井大介のみ。同選手は2001年のドラフトで指名を受けているため、同期入団にはあたらない。

 すでに現役を引退している選手では、赤星憲広(阪神4巡目/JR東日本)、佐藤友亮(西武4巡目/慶応大)、渡辺俊介(ロッテ4巡目/新日鉄君津)、土谷鉄平(中日5巡目/津久見高)といった名前が挙がる。

 今年が19年目のシーズンだった2000年のドラフト入団組。高卒で入団した選手も37歳と全員が大ベテランだ。阿部と畠山が引退することで、残るのは内川、中島、山崎の3人となる。

 山崎は複数年契約中だが、内川は今シーズンで複数年契約が満了、中島は単年契約となっている。移籍1年目の中島は打率1割台と低迷し、苦しいシーズンとなったが、内川は負傷者が続出したチームにあって135試合に出場するなど、存在感を示した。この先に控えるCSでの活躍にも期待がかかる。

【00年ドラフト入団選手の今季成績】
▼ 阿部慎之助(巨人)
93試合:打率.297(155-46)6本 26打点
※今シーズン限りで現役引退

▼ 内川聖一(ソフトバンク)
135試合:打率.257(495-127)12本 41打点

▼ 中島宏之(巨人)
43試合:打率.148(54-8)1本 5打点

▼ 山崎勝己(オリックス)
23試合:打率.000(8-0)0本 0打点

▼ 畠山和洋(ヤクルト)
1試合 打率1.000(1-1) 本0 打点0
※今シーズン限りで現役引退


※数字は2019年9月26日終了時点
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