レンジャーズ戦の2回から登板し、3回2失点で9敗目を喫したヤンキース・田中=アーリントン(USA TODAY・ロイター=共同)

○ レンジャーズ 9 - 1 ヤンキース ●
<現地時間9月29日 グローブライフ・パーク>

 ヤンキースの田中将大投手が29日(日本時間30日)、今季の最終戦となる敵地でのレンジャーズ戦に救援登板。3回5安打2失点(自責1)という内容で今季9敗目(11勝)を喫した。

 ポストシーズンへ向け、地区優勝を決める一戦で勝利投手となった前回登板(19日のエンゼルス戦)以来、中9日での調整登板となったこの日は、メジャー6年目で初の救援登板。オープナーを務めたグリーンの後を受けて2回からマウンドに上がった田中は、味方の好守にも助けられ、9球で三者凡退に打ち取る上々のスタートをきる。

 ところが1-1と試合を振り出しに戻した直後の3回裏、二塁打とヒットで一死一三塁のピンチを背負うと、自らのけん制悪送球で勝ち越し点を献上。さらに一死二塁から中飛で二死三塁となり、レフト前のポテンヒットで2失点目を喫した。

 続く4回もマウンドに上がった田中は、簡単に二死としたが、2本の単打と死球で満塁となったが、後続を一ゴロに打ち取ってピンチを切り抜けた。田中は3回53球2失点(1失点)、被安打5、与四球1、奪三振2、という内容で降板。チームはそのまま試合に敗れ、今季9敗目を喫した。

 自身4度目の開幕投手を務めた今季は、32試合に登板し、投球回数はチーム最多の182回、11勝9敗、防御率4・45という成績で、日本人投手初となるメジャーでの6年連続2ケタ勝利も達成した。

 アメリカン・リーグの東地区を制したチームは今後、現地時間10月4日(日本時間5日)から本拠地ニューヨークで始まるア・リーグ地区シリーズ(5試合制)で、ツインズ(中地区優勝)と対戦。09年以来10シーズンぶりとなるワールドチャンピオンを目指した戦いに臨む。

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ベースボールキング編集部

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