大野が最終戦で防御率トップに
セ・リーグは30日、レギュラーシーズンの全日程が終了。個人タイトルが確定した。
打撃部門はリーグ連覇を果たした巨人の坂本勇人が主要3部門の上位に名を連ねたが、タイトル獲得とはならず。広島の鈴木誠也が打率.335、出塁率.453で、自身初の打撃タイトル「首位打者」と「最高出塁率」を獲得した。また、DeNAのソトが43本塁打と108打点で「本塁打」と「打点」の二冠に輝き、阪神のルーキー近本光司が、赤星の球団新人盗塁記録39に迫る36盗塁で「盗塁王」となった。
投手部門では、最終戦で3回1/3を無失点に抑え、広島のジョンソンをかわした中日の大野雄大が最優秀防御率のタイトルを獲得。リーグ優勝した巨人からは、菅野智之の穴を見事に埋めた山口俊が、「最多勝利」、「勝率第一位」、「最多奪三振」の投手三冠に輝いている。「最多セーブ」は山崎康晃(DeNA)が2年連続で、「最優秀中継ぎ」はロドリゲス(中日)が44HPで獲得した。
【セ・リーグ個人タイトル】
▼ 打撃部門
首位打者 :鈴木誠也(広島).335
最多安打 :大島洋平(中日)174安打
最多本塁打:ソ ト(DeNA)43本塁打
最多打点 :ソ ト(DeNA)108打点
最高出塁率:鈴木誠也(広島).453
最多盗塁 :近本光司(阪神)36盗塁
▼ 投手部門
最優秀防御率:大野雄大(中日)2.58
勝率第一位 :山口 俊(巨人).789
最多勝利 :山口 俊(巨人)15勝
最多セーブ :山崎康晃(DeNA)30セーブ
最優秀中継ぎ:ロドリゲス(中日)44HP
最多奪三振 :山口 俊(巨人)188奪三振