ソフトバンク退団後、テストから這い上がった苦労人
中日は1日、武山真吾選手、杉山翔大選手、亀澤恭平選手、友永翔太選手、近藤弘基選手の計5名と来季の契約を結ばないことを発表した。
亀澤はプロ8年目・30歳の内野手。2011年の育成ドラフト2位でソフトバンクに入団するも、支配下登録は勝ち取れないまま3年を過ごして一度は規定により自由契約に。ソフトバンク側は再契約を結ぶ意向があったと言われているなか、中日も獲得の意思を示したため秋季キャンプにテスト生として参加するチャンスを得ると、そこで見事に期待に応えて支配下登録をゲット。2015年から中日に移籍すると、いきなり一軍で107試合に出場するなどのブレイクを果たした。
翌年こそ出場機会を減らしたものの、そこから持ち直して昨季は自身最多の110試合に出場。器用な選手として、チームのムードメーカーとして存在感を発揮してきたが、今季は47試合に出場数も落ち込み、打率.128と低迷。シーズン全日程が終了した翌日、10月1日に戦力外の通達を受けた。
▼ 中日・戦力外通告
<捕手>
39 武山真吾(17年目/35歳)
45 杉山翔大(7年目/28歳)
<内野手>
53 亀澤恭平(8年目/30歳)
<外野手>
62 友永翔太(5年目/28歳)
67 近藤弘基(5年目/26歳)