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日本ハム・栗山監督の続投決定!球団最長の9年目へ「言葉でどうのこうのではない」

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畑佳秀オーナー(右)に今季の報告をする日本ハムの栗山監督=2日、東京都内の日本ハム東京支社

「オレがやるやらないはちっぽけなこと」


 日本ハムの栗山英樹監督が2日(水)、シーズン終了のオーナー報告を行うために都内で畑佳秀オーナーと会談。その席で来季続投の要請を受け、受諾した。

 オーナー報告の冒頭、栗山監督は「まずは本当に申し訳有りませんでした。日本ハムグループの皆さん、ファンの皆さん、応援してくださった皆さん、なんとかお応えしようと必死に戦ったんですが、今年の戦い方に関しては僕自身の責任。本当に申し訳なく思っています。ただ選手たちは最後まで本当に必死になって戦ってくれた。まずはそのお詫びを」と謝罪。

 畑オーナーは「シーズンも終わりましたので、総括的に我々自身もしっかり分析して考えてきた」と語り、約30分間の会談がスタート。会談後、報道陣の前に姿を見せた畑オーナーが「北海道日本ハムファイターズを本当に愛し、指導していただいている、よく理解している栗山監督に、来シーズンの巻き返しを図るためにチームを引っ張っていってもらいたい」と続投を要請したことを明かし、栗山監督は「言葉でどうのこうのではない。単純に、応援してくれる皆さんに勝って喜んでもらう。それだけを考えてしっかりやります」と決意を新たにした。

 オーナー報告では「チームとして、自分がやるやらないではなく、来年ファイターズが勝つために必要なこと、自分が感じたことを伝えた」と語り、来季に向けた具体的な課題については明言しなかったが、「いっぱいあるさ。それを来年しっかり直して勝ち切る姿を見てもらうしかない」と、“優勝”という結果で応えることを誓った。

 就任8年目のシーズンを5位で終えた栗山監督は「ケジメをつけないといけない」と、3年連続で優勝を逃した責任を取る覚悟を持っていたが、オーナーや社長から「来年、勝って責任をとるのも、責任」との言葉を受け、再び指揮をとる覚悟を決めた。これで栗山監督は、連続在任年数で大沢啓二氏(1976~83年)を抜いて球団最長の9年目を迎える。

▼ 栗山監督の年度別成績
12年:1位(74勝59敗11分)勝率.556
13年:6位(64勝78敗2分)勝率.451
14年:3位(73勝68敗3分)勝率.518
15年:2位(79勝62敗2分)勝率.560
16年:1位(87勝53敗3分)勝率.621
17年:5位(60勝83敗0分)勝率.420
18年:3位(74勝66敗3分)勝率.529
19年:5位(65勝73敗5分)勝率.471

▼ 畑佳秀オーナーコメント
栗山監督は5位という結果に終わり責任を重く受け止めておられましたが、編成面でのサポート不足や、故障者が相次いだ不可抗力などを考慮すれば夏場以降の不振は監督一人の責任ではないと考えるべきで、チームがベストの方向に進むよう、フロントも一体となって強い現場の構築を推し進めていくことが重要だと考えます。
本日のシーズン総括の中で今年の課題と今後に向けた対策が明確に示されたことから、ファイターズを熟知している方に、巻き返しを託すのがベストだと判断しました。ぜひ、ファンの皆様のご期待に応えるべく北海道にペナントを奪回し、今年の悔しさを晴らしていただきたいと思います」

▼ 栗山英樹監督コメント
選手に悔しい思いをさせ、ファンの皆さんのご期待に応えられなかった責任を感じていましたが、畑オーナー、川村球団社長から来年勝つことがけじめのつけ方だと仰っていただきました。
ファイターズが来年勝つために必要なことはしっかりお伝えしましたが、課題と対策が何であるのか、皆さんに対しては言葉で表すのではなく、チームを建て直して勝ち切る姿を見ていただくだけだと思っています。2012年に監督に就任した時以上に、皆さんや選手たちの思いを背負う責任を強く感じて、もう一度喜んでいただける1年にすること、ただその一点だけを考えてしっかり戦います。
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