最強世代“1988年組”のひとり
西武は3日、大石達也投手、高木勇人投手、小石博孝投手、廖任磊投手、南川忠亮投手、松本直晃投手、郭俊麟投手、金子一輝選手、斉藤彰吾選手の計9名と来季の契約を結ばないことを発表した。
大石はプロ9年目・30歳の右腕。2010年のドラフトでは6球団から1位指名を受けるなど、大きな注目を集めた速球派投手だった。
ところが、プロ入り後はアマチュア時代に最速155キロを計測したスピードボールは影を潜め、先発転向や故障といったまわり道もあって1年目は結果を残すことができず。それでも、2年目にはリリーフとして24試合に登板してプロ初勝利もマーク。防御率2.75と力投を見せたものの、翌2013年は登板数こそ37試合に伸ばしたが、防御率は6.38。以降は肩の故障もあって再び一軍の舞台から遠ざかってしまう。
そんななか、2016年に36試合の登板で防御率1.71と復活。2017年も20試合の登板ながら防御率は0.93と好投を見せていたが、昨季は10試合の登板で防御率7.00と再び低迷。今季も2試合の登板で防御率は15.43と打ち込まれていた。
▼ 西武・戦力外通告
<投手>
15 大石達也(9年目/30歳)
20 高木勇人(5年目/30歳)
29 小石博孝(8年目/32歳)
50 廖 任磊(3年目/26歳)
59 南川忠亮(4年目/27歳)
66 松本直晃(4年目/28歳)
69 郭 俊麟(5年目/27歳)
<内野手>
56 金子一輝(6年目/24歳)
<外野手>
65 斉藤彰吾(12年目/30歳)