【ナ・リーグ地区シリーズ第1戦】
○ ドジャース 6 - 0 ナショナルズ ●
<現地時間10月3日 ドジャー・スタジアム>
ドジャースの前田健太投手が3日(日本時間4日)、ナショナルズとの地区シリーズ第1戦に救援登板。1回2/3を19球で完璧に封じ、チームのポストシーズン白星発進に大きく貢献した。
ドジャースは今季14勝(4敗)を挙げた先発・ビューラーが、6回無失点と好投。2-0と2点リードの7回表から継投に入り、先頭の左打者4番・ソトをワンポイント左腕のコラレクが空振り三振に退けた。
右打者の5番・ケンドリックを迎えたところで前田が登場。4球目のスライダーを逆方向に弾き返されたが、右前に落ちそうな打球を右翼・テーラーが滑り込みながらダイレクト捕球した。続く左打者のカブレラに対しては、2球で追い込んだあと、高めの釣り球を打たせ遊飛。わずか7球で打者二人を封じた。
その裏、ドジャースは6番・マンシーの2点適時打で2点を追加。4-0の8回表も前田はマウンドに登り、先頭の7番・ロブレス、続くゴームズを連続三振斬り。最後は代打・パーラを一ゴロに仕留めた。打者5人を19球で封じ、無安打2奪三振無失点の完璧救援。8回裏の攻撃で代打を送られ降板となった。
前田は今季のレギュラーシーズンで10勝8敗3セーブ、防御率4.04をマーク。9月からリリーフに回り、シーズン終盤から6戦連続無失点と好調を維持している。