【ナ・リーグ地区シリーズ第1戦】
○ ドジャース 6 - 0 ナショナルズ ●
<現地時間10月3日 ドジャー・スタジアム>
ナショナル・リーグの地区シリーズが3日(日本時間4日)に開幕。リーグ最高勝率のドジャース(西地区1位)はワイルドカードを勝ち上がったナショナルズ(東地区2位)を完封で下し、1988年以来の世界一へ好スタートを切った。前田健太投手は3番手として救援登板。1回2/3を完璧に封じる快投でチームの勝利に貢献した。
ドジャースは今季14勝(4敗)を挙げた先発・ビューラーが、6回無失点と好投。2-0と2点リードの7回表から継投に入り、先頭の左打者4番・ソトをワンポイント左腕のコラレクが空振り三振に退けたあと、前田が3番手として登板し、右打者の5番・ケンドリックを右飛、続く左打者のカブレラを遊飛に仕留めた。
前田は4-0となった8回表も続投し、先頭の7番・ロブレス、続くゴームズを連続三振斬り。最後は代打・パーラを一ゴロに仕留めた。打者5人を19球で封じ、無安打2奪三振無失点の完璧救援。その裏の攻撃で代打を送られ降板となった。
ドジャースは8回裏、前田の代打で出場したラックスの1号ソロ、同じく途中出場・ピダーソンの1号ソロで2点を追加。9回裏は4番手・ケリーが無失点で締め、完封リレーでポストシーズン初戦をモノにした。