パCSファーストステージ第1戦
● ソフトバンク 3 - 5 楽天 ○
<10月5日 ヤフオクドーム>
レギュラーシーズン3位の楽天が、同2位のソフトバンクに逆転勝ち。2年ぶりのCSファイナルステージ進出に王手をかけた。
楽天は初回、3番・浅村の右越えソロで先制。その後、1-3と逆転されたが、3回に9番・オコエの左越えソロで1点差に詰め寄ると、5回は浅村のこの試合2本塁打目となる左越えソロで3-3の同点に追いついた。試合を振り出しに戻した浅村は「打ったのはストレート。1点ビハインドでしたからね。打てて良かったです」とコメント。7回は2番・茂木の左越えソロで試合をひっくり返し、9回は浅村の3打点目となる適時内野安打で貴重な5点目を加えた。
先発の則本昂は、2回までに2被弾3失点。それでも、3回以降はゼロを並べ6回3失点と試合を作った。降板後「序盤に失点してしまいましたが、そこから切り替えて、3回以降、粘ることができました。足立さんがうまくリードしてくれたおかげです」とコメント。再びリードを奪った7回以降は、勝ちパターンの宋、森原、松井が無失点リレーで試合を締めた。
ソフトバンクは2回までに3点を奪うも、先発・千賀が4本のソロ本塁打を浴び7回4失点で敗戦投手。楽天に先手を奪われ崖っぷちに立たされた。