ロッテ時代の香月一也[撮影日=2019年10月2日]

 「ホームランを打つというのは、ひとつの目標だったので打てたことは嬉しい。ただ正直、満足いっていないですね」。

 ロッテの香月一也は、2年ぶりに一軍昇格を果たし、7月3日のオリックス戦でプロ初本塁打を放ったが、悔しさの残るシーズンとなった。

 「2年ぶりに一軍に呼ばれて、一軍にずっといたい気持ちはあった。それは久しぶりに一軍でプレーして感じたこと」。

 今季も開幕を二軍で迎えたが、5月24日に一軍昇格を果たすと、代打で出場した5月28日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、守護神・秋吉亮のストレートをバットを折りながらもライト前に運び、2年ぶりの安打を放つ。

 6月1日の西武戦では本拠地・ZOZOマリンで安打を放つと、徐々に出場機会を増やしていき、17年8月27日のソフトバンク戦以来となるスタメンとなった7月3日のオリックス戦で嬉しいプロ初本塁打を放った。しかしその後は安打を放つことができず、7月25日に悔しい二軍落ち。降格後はファームで8月に月間チームトップの12打点を挙げるなど、アピールを続けたが再昇格が叶わず、今季を終えた。

 一軍でプレーしてみて、一軍に定着するために必要なことについて聞くと、香月は「全部ですね」と走攻守全てにおいてレベルアップを図る必要があると感じたようだ。特に香月が売りにしている打撃でアピールするためにも、「勝負強さ」を今まで以上に磨いていきたいと話した。

 また、「強く振ることは、プロに入ってきてから自分の意識の中であったので、そこは変える気はないですし、ずっと伸ばしていきたいところですね」と勝負強さとともに、変わらずフルスイングを磨いていくつもりだ。

 今後はフェニックスリーグ、秋季キャンプ、そしてシーズンオフを迎える。「バッティングがメインになると思うんですけど、ウエートトレーニング、ランニングもしっかり走っていきたい。自主トレでは、しっかり振り込む意識でやっていきたいと考えています。来年はなんとしてでも、開幕一軍を勝ち取りたいですね」。シーズンが終了したばかりだが、来季に向けた戦いはすでに始まっている。

取材・文=岩下雄太

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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