8回途中から登板し打者二人をキッチリ封じたドジャースの前田

【ナ・リーグ地区シリーズ第3戦】
● ナショナルズ 4 - 10 ドジャース ○
<現地時間10月6日 ナショナルズ・パーク>

 ドジャースの前田健太投手が6日(日本時間7日)、ナショナルズとの地区シリーズ第3戦で同シリーズ2度目となる救援登板。打者二人を完璧に封じ、チームの逆転勝利に貢献した。

 ドジャースは先発の柳賢振が初回に先制の2ラン被弾。序盤から追いかける展開となったが、1点差で迎えた6回、打者一巡の猛攻で一挙7点を奪い、8-2と試合をひっくり返した。

 前田は4点リード8回、一死無走者の場面で登板。好リリーフを見せた第1戦同様、まずは右打者の5番・ケンドリックとの対戦となり、4球目のスライダーを打たせ右飛に仕留めた。続くゴームズは初球の直球で詰まらせ一邪飛。わずか5球で打者二人を退け、これで1回2/3を完璧に封じた第1戦に続き、今季のポストシーズンは2戦連続無失点、7打者連続アウトとした。

 ドジャースは9回、8番・マーティンがこの試合4打点目となる2ランを放ちダメ押し。見事な逆転勝利で今シリーズの対戦成績を2勝1敗とし、4年連続となるリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

 前田は試合後のインタビューで「4点差あったし、先頭バッターを(ワンポイント登板のコラレクが)取ってくれたので、すごく楽にマウンドに上がることができた」と、第1戦の7回同様、イニング先頭の左打者・ソトを三振に仕留めたコラレクに感謝。自身はレギュラーシーズンから7試合連続の無失点リリーフとし「いい状態をキープできているので、また明日頑張りたいです」と意気込んだ。

 ポストシーズンでの登板は、2016年の入団以降4シーズン連続。好救援を連発した17年と18年に続き、今季もリリーフで大事な場面を託されている。「シーズン中、リリーフでの経験が少ないので、急に投げることに慣れていない。できるだけ早く準備することを心掛けてやっています」と右腕。1988年以来のワールドチャンピオンへ、今年の10月も背番号18にかかる期待は大きい。

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ベースボールキング編集部

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