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昨季の雪辱に燃える辻西武 「3つ必ず勝つということ」

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西武・辻発彦監督

昨年の“リベンジ”を…


 クライマックスシリーズ・ファイナルステージの開幕を翌日に控えた8日、本拠地・メットライフドームで全体練習を行った西武。練習中には辻発彦監督が報道陣の取材に応じ、あすからの戦いに向けた意気込みを語った。

 相手がソフトバンクに決まったことについては、「どちらが来ても、とは思っていましたよ」と勝ち上がってきた方を迎え撃つ心構えだったことを強調しつつも、「こういう結果になると、やはり昨年は同じ相手に敗れましたのでね。選手たちにとっても“リベンジ”という想いもあるかなと」と、昨年この地で苦杯をなめた相手に対し、静かに闘志を燃やす。

 独特の緊張感のなかでの戦いになるが、短期決戦の戦い方を聞かれると、「うちのチームは奇策はできませんから」と“よそ行き”の野球は考えていない様子。「143試合戦ってきて、特に後半は良い部分が出た。そういうところを、ここでも期待します」とし、「選手たちには昨年の経験がありますから。悔しい気持ちと、たくさんのファンの前で戦える喜びを持って楽しくやってもらいたい」と語った。


「3つ必ず勝つということ」


 重要な初戦を託すザック・ニールについては、「うちのエースとして臨んでもらえれば。勝ちをずっともたらしてくれていましたし、そういった力はもちろん、運だったり、すべてを備えた投手です」と優勝の立役者となった助っ人に絶大な信頼を寄せる。

 一方、看板である強力打線については、「こればっかりは“水物”なので。野手であれば、どんな形であれ1本の安打というのが力になる。そういう雰囲気にスッと入れるかどうか」と短期決戦の難しさを挙げながら、「すべての選手にケース、ケースにおいての役割がある。それを今までやってきた通りにやってくれれば」と平常心を強調。ポイントは「やっぱり1・2番がいかに出塁できるかでしょう」とした。

 「とにかく、一勝はもらっているわけですから」と辻監督。「3つ必ず勝つということ。そして日本シリーズに行くということ。その目標しかないです」。1年前、届かなかった次のステージへの切符を掴むために。そして、その先にある11年ぶりの栄冠を掴むために…。辻西武が本拠地のファンとともに昨季の雪辱に挑む。
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