2006年以来の日本ハム復帰
日本ハムは9日、2020年シーズンより小笠原道大氏がヘッドコーチ兼打撃コーチに就任することを発表した。
“北のサムライ”がファイターズに帰ってくる――。1996年のドラフト3位で日本ハムに入団すると、捕手から内野手への転向を機にその才能が開花。首位打者は2回、本塁打王と打点王は1回ずつ、最高出塁率も1回、最多安打は2回と、主力打者として主要な打撃タイトルを毎年のように獲得した。
2006年のオフにFAで巨人へと移籍するも、移籍初年度にセ・リーグMVPを獲得する大活躍。日本ハム最終年だった2006年にパ・リーグMVPを受賞していたことから、「リーグを跨いでの2年連続MVP」という史上初の快挙も成し遂げた。
巨人でも長きに渡って打線の柱として活躍を見せた後、晩年は中日へと移籍。2015年の現役引退後はすぐに中日の二軍監督に就任することも決まり、今季まで若手の指導に励んでいた。
ということで、日本ハムへの復帰は2006年以来で実に14年ぶり。今季リーグ5位に終わったチームの救世主となるか、“ガッツ”の手腕に大きな期待がかかる。
小笠原道大・プロフィール
生年月日:1973年10月25日(45歳)出身地:千葉県
投打:右投左打
経歴:暁星国際高-NTT関東-日本ハム-巨人-中日
[通算成績] 1992試 率.310(6828-2120) 本378 点1169