セCSファイナルステージ第1戦
○ 巨人 5 - 2 阪神 ●
<10月9日 東京ドーム>
リーグ王者の巨人が、CSファイナルステージ第1戦に勝利。アドバンテージの1勝を含め、今ステージの通算成績を2勝0敗とした。
巨人は初回、阪神先発・望月に対し、3番・丸の中越えソロで先制。4番・岡本も左越えソロで続き、主軸のアベック弾で2-0とした。2回は下位打線のチャンスメイクで二死一、二塁とし、1番・亀井の左翼線適時二塁打で3点目。さらに、2番・坂本勇も中前への2点適時打で続き5-0とリードを広げた。
投げては、レギュラーシーズンで最多勝(15勝)、勝率(.789)、奪三振(188三振)のタイトルを獲得した先発・山口が快投。3回までパーフェクト投球を披露するなどテンポ良くアウトを重ねた。4回に暴投で1点を失うも、続く二死満塁のピンチで7番・大山を中飛斬り。5回以降も快調にアウトを重ね、8回途中126球、4安打7奪三振1失点の力投でチームをCS初戦白星へ導いた。
4点リードの9回はデラロサに託すも、守護神は押し出し四球を与え、なおも二死満塁のピンチで降板。それでも、最後は田口が締め逃げ切った。
DeNAとのファーストステージを2勝1敗で勝ち抜いてきた阪神だったが、先発の望月が2回5失点と崩れ黒星。打線も山口を打ち崩せず、ファイナルステージは黒星スタートとなった。