【ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦】
● カージナルス 0 - 2 ナショナルズ ○
<現地時間10月11日 ブッシュ・スタジアム>
ナ・リーグの優勝決定シリーズが11日(日本時間12日)に開幕。第1戦はワイルドカードから勝ち上がってきたナショナルズ(東地区2位)が、先発したアニバル・サンチェス投手の快投もありカージナルス(中地区優勝)を完封で下した。
サンチェスは3回までパーフェクト。4回は四球と盗塁などで二死三塁のピンチを招いたが、4番・オズナを三邪飛に仕留め得点を許さなかった。中盤以降も快投を続け無安打投球を継続。2点リードの8回は先頭の7番・エドマンに痛烈なライナーを浴びたが、これを一塁手・ジマーマンが横っ飛びで好捕。続くレンドンも中飛に退けノーヒットノーランまであと4アウトに迫った。
しかし、二死から代打・マルティネスに中前打。サンチェスはここで降板となったが、7回2/3、1安打5奪三振無失点の快投でチームを白星発進へ導いた。
打線は2回、8番・ゴームズの適時二塁打で先制。7回は5番・ケンドリックの中前適時打で貴重な2点目を加えた。
カージナルスは完封負けで同シリーズ黒星発進。元巨人の先発・マイコラスは6回7安打1失点と粘ったが、打線の援護なく敗戦投手となった。