ドラフト会議終了後に直行
2019年度の『プロ野球ドラフト会議』が17日に行われ、広島が明治大・森下暢仁投手の単独指名に成功。ドラフト会議終了後、森下の指名にこだわった佐々岡真司監督が交渉権を獲得した右腕の下へ直行し、最速で指名の挨拶を行った。
ここ数日は「寝つきが悪かった」という佐々岡監督は、「とにかくホッとした。最初から決めていたので、ガッツポーズでした」と交渉権獲得の瞬間を振り返りつつ、「監督に就任したときから自分の気持ちは決めていた」と、意中の恋人を射止められたことを素直に喜んだ。
森下に関しては、コンスタントに150キロを超えてくる「スピードボール」を評価しているとし、「いま見てもイイ男なので、カープに合っていると思う」と表情を緩ませ、「今のうちのチームは若いのでその中に入って活躍してほしい」と、次代のエースとして期待を寄せた。
さらに、監督としての初仕事を終えた新指揮官は「獲りたいというときから、春のキャンプ、シーズンで投げている姿を思い描いていた。順調に2月から待っています」と続け、即戦力としての期待をあらためて口にした。一方、その言葉を聞いた森下も「1年目から活躍できるようにしっかり準備して、チームの中に入っていければ」「チームの一員として結果を残さないといけない」と気持ちを新たにし、新たなステージでの活躍を誓った。