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ロッテ・チェン、自己最多の44試合に登板「コーチに感謝しています」

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ロッテ・チェングァンユウ

自己最多の44試合に登板


 ロッテ移籍5年目のチェン・グァンユウは、ロングリリーフ、ワンポイントなど様々な局面でマウンドに上がり、来日後最多となる44試合に登板した。

 開幕こそ二軍スタートだったが、シーズンの大半を一軍で過ごし、充実の1年となった。チェンは今季について「コーチに感謝しています。すごくチャンスをもらって、打たれるときもいっぱいあった。それでも次の日、頑張ろうと声をかけてもらいました。吉井さん、鳥越さん、川越さんは、メンタルの話をたくさんしてくれました」と自身の投球を振り返るよりも先に、コーチ陣への感謝の言葉が並んだ。

 自身の投球については「44試合も投げて、すごく夢のようですね。目標を達成した」と振り返ったが、「1回夏バテで二軍に落ちたが、すぐに一軍に呼ばれました。本当に感謝しかないですね」とここでもコーチ陣に感謝した。

 今年のチェンは、昨年から継続している“縦回転”を意識した投球で、開幕から安定した投球を披露。「注意しないとすぐに忘れるから、ずっと意識している」と毎回、マウンドに上がる前、ブルペンでの最後の2球は縦の回転を意識して投げた。

 前半戦が終了した時点で昨季を上回る25試合に登板し、34回1/3を投げて、防御率2.36。疲れの見えた後半戦は、「体力も落ちているし、疲労が原因だと思います。またメンタルの部分でも、打たれた次の日に考えちゃった。それが一番よくない」と3試合連続失点するなど打たれる試合も目立ち、8月14日に一軍登録を抹消。

 頭をリフレッシュし再昇格となった8月25日以降は、8月30日のオリックス戦で4失点したが、9月は8試合の登板で防御率0.00と復調しシーズンを終えた。

プレミア12の代表に選出


 チームは今季の戦いを終えたが、11月に行われる『2019 WBSC プレミア12』のチャイニーズタイペイの代表メンバーに選出された。

 10月5日から始まったロッテの秋季練習に参加し、厳しいランメニュー、キャッチボール、ノックなどで汗を流した。

 「(代表に)合流する前に練習ができるのは、本当にありがたい。この2週間くらいは強化で走っているので、成長できているかなと思います」。

 代表合流前最後の練習となった20日は、シート打撃に登板。「ツーシーム、チェンジアップなどプレミアで使える球種をもう一度確認しました」と藤岡裕大、岡大海、三木亮、吉田裕太、田村龍弘、打者5人を相手に2つの三振を奪うなど、安打性の当たりをわずか1本に抑え込んだ。

 チャイニーズタイペイはプレミア12で、日本と同組のグループB。グループリーグ最終戦となる11月7日に、台中インターコンチネンタル球場で日本と対戦する。日本戦では「とりあえず打たれないようにしたいですね」とチェン。

 プレミア12が終われば、すぐに来季に向けた準備にも取り掛からなければならない。シーズンオフは「いつも通りマーリンズのチェンと自主トレをやっていきたい。すごくアドバイスとかもらえるので、今年のオフも一緒に練習したい。とりあえず、プレミアで怪我しないように頑張りたいね」と語った。

 シーズンではマリーンズのため必死に腕を振ったチェン。プレミア12では日本の前にライバルとして立ちはだかるが、日本のファン、マリーンズのファンに活躍している姿、元気な姿を見せつけて欲しいところだ。

取材・文=岩下雄太
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