2日にも成瀬、宮崎ら6選手に戦力外通告
オリックスは22日、黒木優太投手(25)、山崎颯一郎投手(21)、鈴木昂平内野手(28)、岡崎大輔内野手(21)の4選手に対し、来季の選手契約を結ばない旨を通達したと発表した。
黒木は2016年のドラフト2位で立正大から入団。1年目の17年から55試合に登板するなど、即戦力としてブルペンを支えた。18年も39試合に登板したが、今季はキャンプ中に右肘を痛め離脱。6月にトミー・ジョン手術(じん帯再建術)を受け、一軍登板はなかった。
山崎颯は16年のドラフト6位で敦賀気比高から入団。1年目の17年は二軍で5勝7敗、防御率4.66と経験を積み、18年のU23W杯では最優秀防御率賞に輝いた。こちらも今季のシーズン中に右肘を痛め、8月にトミー・ジョン手術を実施。入団3年間で一軍での登板はなかった。
鈴木昂は15年のドラフト7位で三菱重工名古屋から入団。1年目から主に守備固めとして4年連続で40試合以上に出場したが、一軍通算218試合の出場で打率.169、0本塁打、4打点の打撃成績だった。
岡崎は16年のドラフト3位で花咲徳栄高から入団。1年目から一軍で5試合に出場するも2年目以降は一軍出場はなく、今季は二軍で75試合に出場し打率.229、0本塁打、9打点の打撃成績だった。
なお、トミー・ジョン手術後リハビリ中の黒木と山崎颯については、今後、育成契約を結ぶ方針。オリックスは2日にも、成瀬善久投手(34)、青山大紀投手(24)、岩本輝投手(27)、塚原頌平投手(27)、高城俊人捕手(26)、宮﨑祐樹外野手(32)の6選手に戦力外通告を行っていた。