◆ 今季は二軍調整が長引き6勝止まり
広島は26日、野村祐輔投手が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留すると発表した。
岡山県出身の野村は、広陵高、明大を経て2011年のドラフト1位で広島に入団。1年目に9勝11敗ながら防御率1.98をマークし新人王に輝いた。16年には16勝(3敗)を挙げ、最多勝と最高勝率(.842)のタイトルを獲得。チームを25年ぶりのリーグ優勝へ導いた。
今季は不調による二軍落ちもあり、18試合の登板で6勝5敗、防御率4.06。8年間の通算成績は71勝52敗、防御率3.38で、残留を決めた来季は4年ぶりの2ケタ勝利とチームのペナント奪還を目指す。