ロッテの益田直也

◆ 「“育成”というところが一番重要」

 ロッテは29日、先日行われたドラフト会議で4球団競合の末に交渉権を引き当てたドラフト1位右腕・佐々木朗希(大船渡高)に指名挨拶を行った。

 岩手まで足を運んだ松本尚樹球団本部長は、挨拶後に報道陣の取材に応じ、「“育成”というところがこれから一番重要になる。きょうは挨拶なので、我々はこういうスタンスでいるよ、ということを提示しただけですが、改めて入団が決まった時には、いろいろな部分を詰めていきたい」と説明。

 具体的なプランについての明言は避けたものの、かねてから構想にあったという「医療関係と協力しながら24時間体制でサポート」を目指すことは示唆しており、「実はこれまでやろうとしていた部分であって、そのタイミングでちょうど佐々木くんと縁があったということです。詳細はどこかでしっかりと発表します」とした。

◆ 「まずはうちのFA選手を残留させること」

 まずはドラフトで目玉を引き当て、逆襲をめざす来季に向けて良いスタートを切ったロッテ。本部長は今後のストーブリーグについても、「監督も言っていたと思いますが、美馬(学/楽天)選手と福田(秀平/ソフトバンク)選手。現時点でこの2人については手を挙げます。解禁になり次第あらためて、というところにはなりますが、調整していきたいです」と前向きな姿勢をうかがわせる。

 しかし、つづけて「ひとつ言えるのは、まずはうちのFA選手を残留させること。これに全力を尽くすということです」と強調。動向が注目されている益田直也や荻野貴司の引き留めを最優先事項に挙げつつ、「それに加えて、手を挙げている選手がいればこちらも出ていく」とのこと。

 両名とも複数球団が興味を示していると言われているが、条件面についても「手を挙げる、ということは当然それなりの覚悟を持ってということ。条件面も含めて誠心誠意あたっていくつもり」と力強く語った。

文=尾崎直也

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