白熱!勝った方が世界一
ワールドシリーズ(WS)第7戦が30日(日本時間31日)、アストロズ本拠地ミニッツメイド・パークで行われ、ナショナルズが2点を追う7回、2本の本塁打で逆転した。
ナショナルズはアストロズ先発・グリンキーに対し、6回までわずか1安打。それでも0-2と2点を追う7回、一死から3番・レンドンが追撃ソロを左翼席へ運んだ。さらに4番・ソトが四球を選ぶと、アストロズベンチは2番手・ハリスにスイッチ。すると5番・ケンドリックが、ハリスから右翼ポールを直撃する逆転2ランを放った。
ナショナルズ先発のシャーザーは、勝利投手になった第1戦同様、ピンチで粘り5回2失点で降板。6回は本来先発の2番手・コービンが無失点に抑え、打撃陣の逆転劇を呼び込んだ。
このシリーズは第6戦まで、両チームとも敵地で勝利し3勝3敗のタイ。ナショナルが第7戦に勝利すれば球団創設以来初めて、アストロズが勝利すれば2年ぶり2度目のワールドチャンピオンとなる。