日本一のソフトバンクから最多の4選手
プロ野球における守備の栄誉『三井ゴールデン・グラブ賞』の今年度の受賞者が決定。華麗な守備でセ・パ両リーグを彩った名手たち18名が選出された。
パ・リーグでは、3年連続日本一となったソフトバンクから最多となる4選手が受賞。千賀滉大投手と内川聖一選手が初受賞となったほか、この賞の“常連”松田宣浩選手が三塁手部門で7年連続8度目の受賞。捕手部門でも甲斐拓也が3年連続の受賞を果たした。
一方のセ・リーグでは、広島の菊池涼介選手が二塁手部門で7年連続7回目の受賞となり、セ・リーグ二塁手部門リーグ記録だった「6年連続」を更新。巨人の丸佳浩も7年連続7回目の受賞となった。
その他では、阪神の西勇輝投手、楽天の浅村栄斗選手(二塁手)、中日の高橋周平選手(三塁手)、ロッテの荻野貴司選手(外野手)が初受賞となっている。
「第48回三井ゴールデン・グラブ賞」受賞者
▼ 投手(有資格:パ33名/セ33名)
【パ】千賀滉大(ソフトバンク)☆初受賞
【セ】西 勇輝(阪神)☆初受賞
▼ 捕手(有資格:パ5名/セ6名)
【パ】甲斐拓也(ソフトバンク)☆3年連続3回目
【セ】梅野隆太郎(阪神)☆2年連続2回目
▼ 一塁手(有資格:パ5名/セ6名)
【パ】内川聖一(ソフトバンク)☆初受賞
【セ】ホセ・ロペス(DeNA)☆4年連続5回目
▼ 二塁手(有資格:パ6名/セ5名)
【パ】浅村栄斗(楽天)☆初受賞
【セ】菊池涼介(広島)☆7年連続7回目
▼ 三塁手(有資格:パ4名/セ5名)
【パ】松田宣浩(ソフトバンク)☆7年連続8回目
【セ】高橋周平(中日)☆初受賞
▼ 遊撃手(有資格:パ6名/セ5名)
【パ】源田壮亮(西武)☆2年連続2回目
【セ】坂本勇人(巨人)☆2年ぶり3回目
▼ 外野手(有資格:パ20名/セ21名)
【パ】秋山翔吾(西武)☆5年連続6回目
【パ】荻野貴司(ロッテ)☆初受賞
【パ】西川遥輝(日本ハム)☆3年連続3回目
【セ】丸 佳浩(巨人)☆7年連続7回目
【セ】鈴木誠也(広島)☆2年ぶり3回目
【セ】大島洋平(中日)☆2年連続7回目
394名の記者投票で決定
シーズンを通し「守備」に最も卓越した選手を各ポジションより1名ずつ表彰する『三井ゴールデン・グラブ賞』は、セ・パ両リーグの第三者公式表彰として制定され、新聞・通信・テレビ・ラジオ各媒体の現場取材歴5年以上のプロ野球担当記者による投票で選出。第48回となる今年は、111社394名の記者投票により決定した。
表彰式は11月28日(木)都内ホテルにて開催し、受賞選手には、選手それぞれが愛用するグラブをかたどった三井ゴールデン・グラブ賞トロフィーと賞金50万円が授与される。