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オフシーズンも気になるプロ野球

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29日、会見を行いメジャー挑戦を表明したDeNA・筒香嘉智[写真:萩原孝弘]

新たな息吹の一方で…


 今週は、まだまだ盛んに続いているストーブリーグについてお話したいと思います。

 皆さんが関心を持ったのは、戦力外通告だと思います。大体、戦力外通告というのは、第一次の通告が、シーズンが終わった直後に出て、第二次がクライマックスシリーズの終了翌日から、日本シリーズ終了の翌日まで。日本シリーズが終わってしまえば、もう余程の事がない限り、整理する選手は出てきません。

 大体、対象になりそうな選手は自分でわかるものです。もう5年もいるけど結果が出ていない。さらに、毎年、生きのいい若手が入ってくる。『今年あたり、ヤバいかな』って思いますよね。『大丈夫だな』って考える人は少ないです。いわゆるボーダーラインの人たちにとっては、この期間は地獄のような日々だと思います。

 最近は、携帯電話があるので、直接電話がかかってきて、『明日の10時に、球団事務所に来てくれないかな』とか、フロントから電話がかかってくるそうで、その電話を取り損なわないようにと、携帯電話を持って寝たり、お風呂に携帯電話を持って入ったりしているそうです。

 そんな時に、電話がかかってきて、『このオフはキューバで野球をやってきてくれないか?』なんていう電話もあるそうです。そんな時はもうバンザイなんです。『これで来年つながった』と。ですから、ボーダーライン上の選手の家庭は、奥さんを含めて、全く落ち着かないそうです。しょうがないですね、これは宿命ですから。


気になる巨人のふたり


 それから、コーチも色々ありますね。たとえば巨人の内田打撃コーチが辞めます。これはもう、年齢ですから、辞めるのはしょうがないと思います。という事で、コーチの人は、まだまだ出てくると思います。

 皆さんの会社でも、人事ほど面白いものはないと思います。世の中の方、特にサラリーマンの方は冷たいもので、人事を話題にして食事をしているという光景が目立ちます。

 巨人は、中島選手とか岩隈投手をどうするのかと思ったら、このふたりを残しましたね。原監督は、中島という選手を好きなんですね。だから、中島選手を代打で送るとき、『なんとかヒットを打ってくれ!!』って、送り出すのですが、なかなか思うように行かない。でも、何回か代打に使って、もう1年残すという事で、中島選手は、原監督の期待に応えなければいけませんね。

 それから岩隈投手なんかは、獲ってから1試合も使わないというのでは、やはり「なぜ獲ったんだ?」となりますから。ですから、1試合も使わないで辞めさせるという事は出来なかったと思います。年俸もそれほど高くないので、中島・岩隈両選手を残しましたが、どうなることでしょう。


未確定のタイトルも…


 発表されていないタイトルの話では、セ・リーグのMVP。これは巨人の坂本選手、もう圧倒的でしょう。文句ないのではないでしょうか。パ・リーグの方は、西武の山川選手、中村選手、森選手あたりが候補。森選手が最有力だと言われていますが、あれだけ打って優勝したのですから、西武のバッターの中からMVPが出ることは間違いないでしょう。

 セ・リーグの新人王は、阪神の近本選手が盗塁も多く、ヒットの数もリーグの新人記録。ヤクルトの村上選手にも票が集まると思いますが、新人王の投票というのは、全国の5年以上の経験を持つプロ野球担当記者の中から選ばれた人が投じるわけです。どうしてもヤクルト担当の記者は村上選手に入れちゃうし、阪神担当の記者は近本選手に入れてしまうでしょう。どちらになっても良いけれど、記録を出したという点では、阪神の近本選手かもしれませんね。

 パ・リーグの方は、高橋礼投手ですかね。あれだけ活躍し、最後まで戦ったソフトバンクの高橋投手あたりでしょう。今年のソフトバンクは、ベテランが期待以下でしたから、この辺が選ばれるのではないでしょうか。

 あと、気になるのは、鳥谷選手の移籍先。ロッテから声がかかっているという話ですが……。私は、ヤクルトあたりが獲ればいいと思うんですけど、まだそんな声は出ていませんね。こういった選手が何人かいますが、彼らがどう収まっていくか。これも楽しみです。


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