ナショナルズを初のWS制覇に導く
今年のワールドシリーズ(WS)でMVPに輝いたスティーブン・ストラスバーグ投手が、ナショナルズとの残り契約を破棄しフリーエージェント(FA)になることが分かった。2日(日本時間3日)に球団公式サイトが伝えた。
31歳のストラスバーグは今季、自己最多の18勝(6敗)を挙げて最多勝のタイトルを獲得。防御率もリーグ10位の3.32をマークした。ポストシーズンでは先発、救援とフル回転し、計6試合の登板で5勝0敗、防御率1.98を記録。アストロズとのワールドシリーズでは先発した第2戦、第6戦でいずれも勝利投手となり、同シリーズMVPに選ばれた。
2009年のドラフトでナショナルズから全体1位で指名されたストラスバーグ。16年から7年1億7500万ドル(約190億円)の大型契約を結んでいたが、19年シーズン終了後に残りの4年1億ドル(約109億円)を破棄できる選択権を持っていた。
シーズンでは自己最多の18勝を挙げ、ワールドシリーズMVPなどポストシーズンでも強さを発揮。これ以上ない“箔”を付け、さらなる大型契約を狙う。