打線は初回一死二、三塁の好機を逸す
野球日本代表「侍ジャパン」は5日、『第2回 WBSC プレミア12』の1次ラウンド第1戦(台湾)でベネズエラ代表と対戦。0-0の4回に先制を許した。
山口は初回、先頭のカスティーヨに初球を右前へ弾き返されると、続くケアレクートにも初球を左前打。わずか2球で無死一、二塁のピンチを招いた。3番・カストロには3球連続ボールとなったが、フルカウントまで持ち込み最後はフォークで空振り三振。4番・フエンマヨールもフォークで空振り三振に仕留めると、5番・ゴドイはニゴロに退け何とか無失点スタートを切った。
2回は先頭打者に四球を与えるも、後続を3人で退け無失点。3回は一死から安打を浴びたが、併殺で切り抜けゼロを並べた。
しかし0-0の4回、安打と四球で再び無死一、二塁のピンチを招くと、一死後、7番・ブランコに左前へポトリと落ちる安打を許し満塁。8番・マチャドは遊ゴロに仕留めたが、これが6-4-3の併殺崩れとなり1点を失った。
打線は初回、2四球などで一死二、三塁の好機を作るも、4番・鈴木(広島)が見逃し三振に倒れたあと、5番・吉田正(オリックス)は左飛。先制の好機を逸し、3回まで相手左腕・ドゥブロンの前の無安打に封じられている。