順天堂大学のロゴを手に持つロッテ・井口監督[提供=千葉ロッテマリーンズ]

◆ 全力でプレーできる環境づくり

 ロッテは7日、来季からさらなるメディカル体制の強化を図るべく、順天堂大学医学部と提携を結んだことを発表した。

 選手の心身の健康を第一に考え、実現した今回のタッグ。これまではチームのトレーナー主導で選手たちのサポートを行ってきたが、来季からは順天堂大学医学部附属順天堂医院と、順天堂大学医学部附属浦安病院が医療面、栄養面、コンディショニング面のすべてを全力でサポート。医師の指導の下で、選手が安心して全力プレーできる環境を整えていくという。

 また、健康管理だけでなく、選手がケガを負った時や、身体に何らかの変調が出た時には各病院が24時間体制で選手たちの回復をサポート。最先端医療を駆使した適切な処置・治療、早期復帰への計画やリハビリなどを実施する。

 先日のドラフト会議では4球団競合の末に大船渡高の佐々木朗希を引き当てるなど、近年はドラフト1位で大物選手の獲得が相次いだロッテ。そんな金の卵たちが台頭してくるうえで、「全力でプレーができる環境」というのは必要不可欠。選手の補強だけでなく、こうしたメディカル面の充実からもチームの強化を目指していく。

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