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ロッテ・土肥、ファームで好投も「もっとできたかなという1年」

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ロッテ・土肥星也=ZOZOマリン(C)Kyodo News
 「もっとできたかなという1年。もう少しいい投球ができたのかなと思います」。

 ロッテの土肥星也は、今季の投球内容にやや納得がいかなかったようだ。昨年までは制球に苦しむことの多かった土肥だが、昨年の秋季キャンプで大隣憲司二軍投手コーチから下半身を主導にした投球の指導を受けた。下半身を主導にした投球になったことで、これまで苦しんでいた制球が改善された。

 ファームでは今季初登板となった3月17日の西武戦から4月14日の日本ハム戦にかけて5戦5勝。この間に31回2/3を投げて、与四死球はわずかに5つ。大幅に制球力が改善された。7回を4安打12奪三振無失点に抑えた4月7日のDeNA戦後には「以前は上体だけで投げていたので、コントロールがつかなかったんですけど、下半身主体で投げることでコントロールがしやすい。それで良いかなと思います」と話し、「四球がないので、そのぶん球数は少なくいっています」と手応えを掴んだ。

 ただファームで好投を続けながらも、一軍での登板がなかなか巡ってこなかった。「早く上がりたいという気持ちがずっとありました」。ファームで7勝1敗、防御率2.94という成績を残していた土肥は、6月8日の巨人戦で今季初先発。5回を2失点に抑えると、自身の誕生日だった7月7日の西武戦で5回を1失点に抑え今季初勝利を挙げた。

 その後、一軍で3試合に先発し、いずれも5回以上を投げるも勝ち星を挙げることができなかった。土肥は「投げたイニングも、そんなに長くなかったりした」と満足していない。「もう1イニングでも投げられるようにすれば、来年は良いんじゃないかなと思います」と課題克服を誓った。

 春先は下半身主導の投球に手応えを感じていたが、シーズン通してできたのか——。「できる日もあったりできない日もあったので、波がありました。できない日にどうやって(四球)を減らすかですね」。

 ファームで9勝を挙げた土肥だが、一軍で投げ続けるためにも、状態が悪い日もきっちりと抑えていかなければならない。「試合前、試合中とかにもっとキャッチャーと意思疎通をしなければいけない」とコミュニケーションの大切さを改めて感じたそうだ。

 来季に向けて、課題克服に励みたいところだが、土肥は10月3日に『左肘の関節鏡視下クリーニング術』を行なったため、現在はロッテ浦和球場でリハビリを行なっている。

 「キャンプのときにピッチングができるくらいに持ってこれれば、自分のなかでは(開幕に)間に合うかなと思っています」。ひとまずは、キャンプでの投球練習再開を目標にしているとのことだ。

 「早く怪我を治して来年は今年以上に、チームに貢献できるように頑張りたいと思います」。来季こそは一軍の先発ローテションを掴みたいところだ。

取材・文=岩下雄太
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