6カ国の指揮官が一堂に会する
侍ジャパンの稲葉篤紀監督が10日(日)、翌日から開幕する『プレミア12』スーパーラウンドを前に都内のホテルで行われた共同記者会見に臨み、日本で行われる最終決戦に向けた意気込みを語った。
台湾で行われたオープニングラウンドを振り返った稲葉監督は「3つ勝てたのは日本にとって大きな前進。少しずつ皆が自信を深め、チーム状態は良い」とコメントし、勝利という結果がチームに良い影響をもたらしていることを強調した。
また、スーパーラウンドに向けては「(スーパーラウンドの)初戦であり、外の球場でもある。緊張感のあるなかでスタートするが、新たな気持ちで明日の初戦に臨んでいきたい」と、天候の影響を受けやすいZOZOマリンでの試合であることなどを警戒。対戦相手のオーストラリアに関しては「個性のある投手が多く、力のある打者もいる。一発を警戒しながら良い試合にしていきたい」との見解を示した。
そして、世界一という称号に向けて必要なことを尋ねられると、「コミュニケーションと結束力。よりチームが1つになったところが勝っていくと思う。我々もより結束力を強めて試合に臨みたい」と、就任当初からテーマに掲げてきた「結束」をキーワードに挙げ、チーム一丸となって試合に臨むことを誓った。
注目のスーパーラウンド初戦、オーストラリアとの一戦は11日(月)の19時からZOZOマリンで行われる。