「切り込み隊長」過去3試合で13打席1安打1四球
11日から始まる『プレミア12』のスーパーラウンド。オーストラリア戦を控える侍ジャパンが10日、ZOZOマリンスタジアムで前日練習を行った。
日本は過去3試合で1番打者を入れ替えるも、第1戦・坂本が4打数0安打で終盤に代打を送られ、第2戦・山田は3打数0安打1四球、第3戦も山田が5打数1安打無得点と、切り込み隊長に当たりが出ていない。
金子コーチは、明日の打順について問われると「2、3、4番は固定気味。ただキャッチャーが変わったりすると下位打線も替わるし、相手の投手の左右によってもそう」と、菊池、近藤、鈴木を軸に据えつつ、これまで通り相手との相性を含め、その時の状態を見てラインナップを組む方針を明かした。
あすのオーストラリア戦については「(相手は)特長あるピッチャーばかり。細切れに変えてくると思う」と展望。「1試合トータルで考えなきゃいけない。本当は1試合を通して出るのがいいけど、選手の特徴的にどこで誰を出すのかということも考えなきゃいけない」との考えを示した。
また、「もちろん(坂本)勇人が『1番』というのも、調子が良い悪いじゃなくて、後ろとつなげて打線を丸くしたときにどこにいるのがベストなのかというのもある。(山田)哲人の状態もあるし」と続けるなど、打“線”としてのつながり意識しつつ、最適なラインナップを探っている。果たして、好調な2~4番の前に座るのは誰になるのか?! 日本にとってのスーパーラウンド初戦は、あす19時にZOZOマリンで幕を開ける。