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惜敗の侍ジャパン、稲葉監督は「責任はすべて私にある」

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侍ジャパン・稲葉監督(左)と金子ヘッド兼打撃コーチ(右)

「選手は全力を尽くした」


 『第2回 WBSC プレミア12』のスーパーラウンド第2戦が12日に東京ドームで行われ、B組・1位通過の日本はA組・2位通過のアメリカに3-4で惜敗。終盤に追い上げを見せるもあと一歩及ばず、今大会初黒星を喫した。


 試合後、会見場に姿を現した侍ジャパン・稲葉篤紀監督は「負けてしまいましたが、選手たちは全力でやってくれた」と、まずは最後まで諦めずに戦った選手たちを讃える。一方、試合運びに関しては、「負けた責任はすべて私にある」と悔しさをにじませ、その中でも「打線の組み方というのをこれからもう少し考えていく必要があるのかなと思っています」と、今日も序盤に苦しんだ打線をポイントに挙げた。

 前日のオーストラリア戦に続き、長身サイドハンドの技巧派という右投手に苦戦した序盤の日本打線。結局、先発のマーフィー相手には3イニングで3つの四球をもらいながら、無安打で得点につなげることができない。

 それでも、相手が継投に入った4回に反撃。苦しむ打線のなかで奮闘を続けてきた4番の鈴木誠也がチーム初安打となる三塁打を放つと、二死三塁から浅村栄斗がライト前に弾き返す適時打。浅村はそこから3打席連続で適時打を放ち、この日の全打点を叩き出す大暴れを見せた。

 攻撃を牽引した中軸については、「誠也は好調を維持してくれているし、浅村は逆方向への安打が2本出た。こういうバッティングがこれからのヒントになってくるのでは」と手ごたえを語り、今後に期待を寄せる。

 一方で、この日もバットが湿っていたのが坂本勇人。前日のオーストラリア戦ではスタメンから外れていたが、この日は7番でスタメン復帰も4打数無安打の3三振。指揮官は「勇人も目いっぱいやってくれた。結果に関しては私の責任。選手たちはよくやってくれている」とし、あす以降については「しっかりと勇人と話をして、切り替えてやっていきたいと思います」と話すに留めた。

 最後まで「選手は全力を尽くした結果なので、あとは私の責任」と強調していたのが印象的だった稲葉監督。最後は、すぐ明日に迫ったメキシコとの一戦に向けて、「とにかく切り替えて、あすの一戦を取りにいけるように。色々考えてやっていきたいと思います」と、勢いに乗る相手との戦いを見据えた。


文=尾崎直也
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