ニュース 2019.11.13. 17:00

メキシコとの決戦を前に…侍ジャパンの稲葉監督「まずは先発をどう攻略するか」

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 11月3日に開幕した『第2回 WBSCプレミア12』も、11日から6カ国によるスーパーラウンドに突入。12日の試合でアメリカに敗れた侍ジャパンは、今大会唯一の全勝チームとなっているメキシコと東京ドームで対戦する。

 アメリカ戦では「あと一本が出ればという典型的な試合(金子コーチ)」を落とし、敗戦を喫した日本。決勝進出を果たすうえでは、全勝のメキシコに負けるわけにはいかない。そのアメリカ戦終了後、つながりを欠く打線のテコ入れを示唆していた稲葉篤紀監督は「きょうの投手をどう攻略するかというところで打順は変えました」コメント。多くを語ることはなかったが、「先発の左投手をどう打ち崩すかというところから」逆算し、打順を組んだことを明かした。

 相手の先発左腕・ラミレスについては、「シュートとチェンジアップの投げ分け。三振よりはゴロを打たせてという投手」との印象を口にし、走者がいない場面でもクイックをするなど「タイミングをとるのが難しい」投手相手に「立ち遅れないこと」が重要になると主張。「ネクストから、ベンチにいるときから、自分のタイミングをはかっていくこと」が重要になるとの見解を示した。

 また、今回の一戦に向け、選手としてもコーチとしても国際大会での豊富な経験を有する指揮官は、選手たちに「国際大会で全勝するのは難しいというなかで、我々はまだ1敗しかしてない。まだまだチャンスはある」という話をしたことを明かし、気持ちの切り替えが重要になることを、あらためて強調した。
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