1番から右打者5人、新打線が初回から機能!
野球日本代表「侍ジャパン」は13日、『第2回 WBSC プレミア12』のスーパーラウンド第3戦(東京ドーム)でメキシコ代表と対戦。初回、4番・鈴木(広島)、6番・近藤(日本ハム)の適時打で2点を先制。2回にも2番・坂本勇(巨人)の適時打で3点目を加えた。
相手先発が左腕ということで、上位打線に右打者を並べた稲葉監督。初回、先頭の山田哲(ヤクルト)は右直に倒れたものの、2番に入った坂本勇が、シフトを突破する左前打で出塁した。3番・浅村(楽天)の打席で坂本勇が二盗に成功。浅村は三振に倒れ二死二塁となったが、鈴木が先制適時打を中前に運んだ。
5番・外崎(西武)も右前打を放ち、再び二死一、二塁の好機。打順が6番に下がった近藤も中前適時打で続き2点目を加えた。侍ジャパンの先制点は3試合ぶり。5番まで右打者を並べた新打線が初回から機能した。
2回も2四球などで一死一、二塁の好機を作り、メキシコの先発左腕・ラミレスをノックアウト。2番手右腕・ゴンザレスから坂本勇が2打席連続安打となる左前適時打を放ち、3-0とリードを広げた。
メキシコは自国開催だった1次ラウンドから5連勝中で、スーパーラウンドは3勝0敗で現在単独首位。前夜の米国戦に敗れ2勝1敗の侍ジャパンにとっては、決勝進出へ負けられない相手だ。