緩急自在の投球でメキシコ打線を封じる
野球日本代表「侍ジャパン」は13日、『第2回 WBSC プレミア12』のスーパーラウンド第3戦(東京ドーム)でメキシコ代表と対戦。先発の今永(DeNA)が、毎回となる8三振を奪うなど6回1安打1失点と好投した。
今永は初回から丁寧な投球で3回までパーフェクト投球。左腕はこれで侍ジャパンでの初登板から19イニング連続無失点とした。すると打線が序盤から援護。初回、4番・鈴木(広島)、6番・近藤(日本ハム)の適時打で2点を先制すると、2回は2番・坂本勇(巨人)の適時打で3点目を奪った。
しかし3-0で迎えた4回、今永は先頭の1番・ジョーンに左翼席へのソロ本塁打を浴び、侍ジャパン6戦目にして初失点を喫した。続く5回は、かつて中日、オリックスでプレーした7番・クラークに大飛球を浴びたが、この打球はフェンス前で失速し右翼手・鈴木のグラブに収まった。
5回をソロ被弾による最少失点で乗り切った今永は6回も続投。9番・サラサル、1番・ジョーンズ、2番・ペリオを3者連続三振に仕留め、6回82球、1安打1失点の快投でお役御免となった。侍ジャパンは2点リードの7回から継投策。2番手として甲斐野(ソフトバンク)がマウンドに上がった。