ロッテの永野将司が、速い変化球に手応えを掴みつつある。
永野は今季一軍のマウンドで「空振り取れるボールがなかったので、苦労しました。速い変化球が必要だなと思いました。1球とか2球で。球数が多くなったので苦しかったです」とシーズン終了直後に話していたが、シーズン中から練習していたカットボールを『第16回みやざきフェニックス・リーグ』で「結構試しました。138、139くらい出てよかった」と実戦の場で多く使った。
「ただそれ(カットボール)以上に収穫だったのがツーシームです」と永野。「ツーシームも140キロ前後で空振りも取れましたし、右バッターに投げた球は全部ゴロだったので、低めに制球できれば使える手応えはありました」と力強く語った。手応えをつかみつつある一方で「ブルペンで高めに抜けるときがありますね」と課題点を挙げている。精度を高めていけば、来季に向けて大きな武器になる球種のひとつといえそうだ。
また、下げていた肘の位置も上に戻し、体重も7キロ減らして82キロとシャープになった。体が絞れたことで、フェニックス・リーグでは最速151キロではあったが、納得のいくボールが増えたという。
今季は試行錯誤の1年となったが、フェニックス・リーグ、現在行われている秋季キャンプで、来季に向けて多くの収穫を得た。掴んだモノを活かすためにも、シーズンオフの過ごし方が大事になってくる。
取材・文=岩下雄太
永野は今季一軍のマウンドで「空振り取れるボールがなかったので、苦労しました。速い変化球が必要だなと思いました。1球とか2球で。球数が多くなったので苦しかったです」とシーズン終了直後に話していたが、シーズン中から練習していたカットボールを『第16回みやざきフェニックス・リーグ』で「結構試しました。138、139くらい出てよかった」と実戦の場で多く使った。
「ただそれ(カットボール)以上に収穫だったのがツーシームです」と永野。「ツーシームも140キロ前後で空振りも取れましたし、右バッターに投げた球は全部ゴロだったので、低めに制球できれば使える手応えはありました」と力強く語った。手応えをつかみつつある一方で「ブルペンで高めに抜けるときがありますね」と課題点を挙げている。精度を高めていけば、来季に向けて大きな武器になる球種のひとつといえそうだ。
また、下げていた肘の位置も上に戻し、体重も7キロ減らして82キロとシャープになった。体が絞れたことで、フェニックス・リーグでは最速151キロではあったが、納得のいくボールが増えたという。
今季は試行錯誤の1年となったが、フェニックス・リーグ、現在行われている秋季キャンプで、来季に向けて多くの収穫を得た。掴んだモノを活かすためにも、シーズンオフの過ごし方が大事になってくる。
取材・文=岩下雄太